概要 [編集]
非定型自閉症(Including Atypical Autism) とも呼ばれる。自閉症の症状は出現しているが、発症が遅い、症状が軽い、自閉症の特徴である「社会性」「コミュニケーション能力」「想像力」のいずれかを満たしていないなど、他の広汎性発達障害(カナー型自閉症やアスペルガー症候群など)に含まれないケースを指す。
知的な遅れの見られない場合は高機能広汎性発達障害とも呼ばれるが、高機能自閉症(アスペルガー症候群)と同様、必ずしも知的障害がないから問題も軽度であるとは限らない。
他の発達障害と比較すると高年齢になってから診断されるケースが多い。発生頻度は200人に1人程度と言われる。
状況 [編集]
アスペルガー症候群やADHDと比べ、症例の研究が進んでおらず、治療・社会の認知も遅れている。普通の子供と大きく変わらないようにもみえるので診断が遅れがちになる。